痛み止めの薬は、ぎっくり背中の原因を無くしてくれることはありません。

湿布やマッサージでも同じことです。

むしろ、それらでは、ぎっくり背中の痛みは全然変わらなかったという話は、患者さんから良く聞きます。

また、ずっと薬を飲み続けることに、不安を感じる方も少なくないと思います。

マッサージも、そのとき楽になったりならなかったり、必ず効くわけではないし、効果も一時的なことが多し悪化してしまう例さえあります。

脊柱の歪みは、そこから出る神経を圧迫し、神経の機能不全を引き起こします。

現代の人は、ストレスや生活習慣の乱れなどから、自律神経の働きがおかしくなっている方が多いです。

とくに、自律神経の内の交感神経の緊張によって、背中の筋肉が硬くなって、ぎっくり背中の原因になっている場合が多いです。

また、内臓疲労が続くことにより、栄養の吸収が不十分になり、体の組織はもろいものになっていきます。

なぜなら、食べたものを消化し再合成して体の組織維持していくのは、内臓の働きによるものだからです。

さらに、内臓疲労は、おなかを固くして、体を前かがみの方向に歪ませようとします。これは、背中に負担をかける原因になります。

また、筋肉の働きがわるいと、身体を動かしたり、身体を支えたりすることがうまくできなくなります。

この様な原因が複合すると、ぎっくり背中になります。

まず、自律神経整体により自律神経のバランスを回復させます。

次に、当院独自のソフトな矯正で骨盤や背骨の歪みを改善していきます。

そして、ぎっくり背中の改善には、内臓の働きの改善が大切です。

今まであまり行われて来なかった、当院の内臓エネルギー整体により、内臓の働きを調整します。

また、骨盤調整整体により、骨盤をはじめ、体全体のゆがみを調整して行きます。

そして、神経筋整復法により、背中の筋肉を始め、関連するすべての筋肉の働きを改善します。

これらの点を、必要に応じて改善していくことが、ぎっくり背中の根本的な改善となり、再発を防ぐ方法だと私は考えます。  

当院では、ソフトで無理のない矯正を心がけています。なぜなら脊柱の中には、中枢神経があるからです。